会社が個人にスピードを求める意味
- 2020.08.31
- 考察

はじめに
- 「社会人ってなんでそんなに急がなきゃいけないの?」
- 「やたら忙しくさせすぎじゃね?」
- 「期限だったり時間を気にしすぎじゃない?」
- 「なんでそんなに気にするの?」
急ぐことによって精神的苦痛が発生し、それをデメリットだと思ってる人へ。
僕もそうでした。(今もそう思っている部分がありますが。。)
職場や日常生活で同じような疑問がある人達に向けて自分なりの考察を書いてみました。
同じようなことで悩んでいる方が、少しでもストレスが緩和できたら幸いです。
1. 一位以外は意味がない(と思い込んでいる)から
ほぼすべてのコンテンツにおいて、1位として社会に供給はできるが、2位以下はほぼ供給できない。 人間は一度見たり体験したり 所有したりすると満足してそれ以上いらなくなるとい心理が働くため、このような考え方に繋がっていく。
- ゲーム:一人の人間が一度にできるゲームは一本(積みゲーや、並行して進めるという意味ではなく。)
- 映画やドラマなどのエンタメ:基本一回見ればある程度記憶に残る。
- 食事:お腹いっぱいになればしばらく食べなくて大丈夫。
これらは1位だからこそ意味がある。というか必ず1位でないと意味がない。
ただし例外として、スピード感が必要ない分野というのも存在していて、固定のファンがいる場合はその限りではない。このような人達もしくはグループは、スピード感に関係なく人々が楽しむコンテンツを提供し収益を得ている。
以上よりコンテンツを作り出すことに関して言えば、スピードが必ずしも必要ではないことがわかる。例外は確かに存在する。
2. 自分がされてきたから
僕自身過去接してきたオッサンを見てて思うのは、オッサンらが若い時に「とにかくせかされた」「訳もわからず怒られた」といった経験から無意識に下の世代にも同じことをやってしまっているのではないかと推測する。
これは人間誰しもあることかもしれないが、だからと言って彼らのサンドバックになる義務があるのか?ないはずだ。
3. 経営者視点で人件費はコストになっているから
記載の通り時間あたりの効率を重視するため。経営者としては人件費はコストでしかない。コストである以上、可能な限り削減することを考える。
4. 自分の人生の時間を大切にするため
だいぶ会社よりのリストになってしまったので会社以外の視点から記載したいと思います。
会社のみに所属しているとどうしても他人の時間を生きている。
今の世の中、頑張れば頑張るだけ無駄的な風潮があることは間違いない。
日本だけではないとの意見も聞くが、日本ほど働きたくないと思われている国もない。理由は上に挙げた通りの風潮が席巻しているからだと思う。
献上している時間は確かに8時間から長くても12時間。一日中働いている人がいたとしても24時間365日働いている人は少ないのではないか?よってプライベートな時間を詮索されたり、やたら勉強を強要してくる上司、それに対する精神的なストレスが若者達のエネルギー、やる気、時間を奪っているのではないか?
自分の時間の密度の濃さにフォーカスすれば、より多くのことができるため、人生の充実度につながるはず。たとえ12時間働いていたとしても睡眠時間8時間とっても
24 – 12 – 8 = 4
4時間はプライベートなことに使えるはずだから。ただこれが会社に対してのみ活かす時間を使っていては意味がないので、そこはしっかり自分の時間を使っているということを意識すること。
結論
現状、会社に所属しながら個人の利益を最大化するためには結局のところ省エネになることを判断せざるを得ない。 これは仕方のないことと捉えてプライベートの時間を最大限に生かすために時間を大切にする。
また、どうしても会社でやりがいだったり、心理的に許せなかったりしたら職場に環境を変えることも視野に入れるべき。業務でタイムマネジメントを経験しているのだから、その経験もプライベートの時間にも活かし、自身の人生の充実化につなげた方が建設的である。
ただ、ここまで論じてきて申し訳ないが、人間という社会的動物である以上、会社から学べることがあることも事実ではある。が、個人的には今の時代そこまで必要かな?と疑問を持つことも多いのでリスペクトできる人がいるか、その人のようになりたいか?しっかり吟味していく。査定には関与しないものの、人としてありか?こちらも上司を評価できる権利はあるのだから。(ただ、上司に言うときはトゲのないように伝えましょうね)
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